なぜ植毛で髪の毛が生えてくるのか、植毛の不思議について

植毛は髪の移植手術。仕組みはとても簡単です。

自毛植毛のメカニズム

後頭部や側頭部の髪は、AGAの影響を受けにくい。

自毛植毛の移植の図
移動させても、生え続ける

AGAは、DHT(ジヒドロテストステロン)が毛乳頭細胞とくっつくことで起こります。DHT自体は無害なもので、男性ホルモンであるテストステロンが、5α還元酵素で代謝されてできた物質です。
しかし、これが毛乳頭細胞の受容体とくっつくと、脱毛シグナルが出るようになり、ヘアサイクルが短くなってしまうのです。
側頭部や後頭部の髪は、AGAの影響を受けにくいことが知られています。側頭部や後頭部には、この受容体がほとんどないとされており、故にAGAの影響をうけにくいのです。
この髪の性質は、前頭部に移植したとしても変わりません。つまり、AGAが進行している部位に移植したとしても、移植元の髪と同じように生え続けるのです。

押さえておきたい自毛植毛のつのメリット

  • かかるのは
    施術する1日だけ
  • メンテナンス不要で
    手間と費用がかからない
  • 切る、染めるなどが
    自由自在

自毛植毛を勧める理由

当院医師 葛西
当院医師 葛西
自分の髪で改善できる、唯一の方法です

人類は長い歴史の中で、常に薄毛の対策方法を考えて来たと言っても過言ではないかもしれません。その多くは、カツラ、ヘアシート、ウィッグなど「別の何かをくっつける方法」でした。
AGAの原因が解明されると内服薬治療も始まりましたが、それらは進行を止める効果はあっても、失った髪を取り戻すところまでは進歩していません。
現在、「失った場所に髪を生やす」方法は植毛が唯一で、積極的に解決を望みたい方には、切り札ともいうべき立ち位置です。切ってもまた生えてくる。メンテナンスがいらない。この開放感をぜひ味わってください。

自毛植毛の歴史

1970年代は数十本単位で採取。現代では1つの毛包単位での採取が可能。

形成外科の流れの中から誕生しました。

自毛植毛が知られるようになったのは1990年代以降のことです。ちょうど美容整形ブームと時を同じくすることから、同じ系譜と考えられがちですが、実は植毛の歴史はもっと古く、1930年代まで遡ることができます。
その礎を作ったのは、笹川正夫医師、奥田庄二医師、田村一医師といった三人の日本人医師でした。火傷による瘡痕部分への毛髪再建を目的として移植技術が模索されており、その報告を元に米国医師ノーマン・オレントライヒ博士が発展させました。1950年代にはパンチ式の採取方法が開発されましたが、一度に数十本単位で毛髪組織を「面で採取して面で移植する」方法だったため、仕上がりが悪く、実用には問題が多くありました。
次に開発されたのが、メスで切開して組織を切り出すFUT法(ストリップ法)です。これは、面で切り出した組織を細かく「裁断して点にわけて点で移植する」方法です。ストリップ法は、移植部分の仕上がりが格段に改善されましたが、採取部分の傷が大きい問題が残りました。
その後、試行錯誤が繰り返され、2000年代に確立されたのが、「点で採取して点で移植する」現在のFUE法です。

i-directロゴ

当院で採用している植毛法は、FUE法をさらに発展させた独自のもの。機械を使用してインプラントを行い、生着率を高めています。

当クリニックの学会活動

当クリニックは、日本の植毛技術を牽引する存在として、国内外のの学会に積極的に参加し、他院の専門医との情報交換を行っています。技術は常に進化しています。現在私たちが採用しているi-direct法も、長い時間をかけて発展させ、実用化してきたものです。今後も、常に新しい技術に目を向けながら、よりよい施術方法の実現を目指していきます。ここでは、近年参加した学会内容をご紹介します。

第61回日本形成外科学会総会・学術集会 in 福岡

開催日:2018年4月11日〜4月13日 開催地:博多

学術集会会場での3人のドクターが並んでいる画像

学会テーマは「Recovery」。形成外科の目的である「体を元の状態に戻すこと」そのものを掲げたもので、最新の形成外科技術が集まり、発表されました。昨今、あらゆる医療の現場では延命のみならずQOL(生活の質)の向上が重視されていますが、形成外科はまさに患者様のQOLに貢献できる世界です。
当院は、アイランドタワークリニック新宿院の坂本院長が『毛髪における瘢痕性脱毛について(瘢痕症例のリカバリー)』を発表。瘡痕への植毛治療の成果を発信しました。

海外植毛医師との意見交換の実施 in 新宿

開催日:2018年3月28日〜3月29日

Dr.坂本、Dr.ムワンバ、Dr.アランの画像

世界的に著名な植毛ドクターである、Dr.ムワンバ(Dr. Mwamba )とDr.アランをお招きし、意見交換会を行いました。Dr.ムワンバは、ブリュッセルのクリニックWorld Hair Transplant Center院長。Dr.アランは、台北のクリニック Mojelim Taiwan Hair Surgeryの院長です。
当クリニック内を視察していただき、実際の手術をご覧に入れ、器具や術式について議論を行いました。両名の意見から、世界標準の治療法と照らして当院の立ち位置がどうかという視点を頂戴しました。さらなる進化に向けた、刺激に満ちた会となりました。

世界毛髪研究会議(WCHR2017)in 京都

2017年10月31日〜11月3日

世界毛髪研究会議会場看板の画像

施術方法にフォーカスしたISHRSとは異なり、WCHRでは毛髪研究全体をテーマとする学会です。毛髪周辺の組織学、病理関連、毛包のバルジ領域にある毛包幹細胞を用いた全身的な疾病治療への応用など、学術的な研究発表が多く見られました。
細胞レベルで毛髪を生み出すアプローチの発表も多く、再生医療の進化を感じられました。「髪を生やす」という点では、植毛は手法の一つに過ぎません。植毛に関わらず広い視野で情報収集をすることができました。

国際毛髪学会(ISHRS2017)in プラハ

2017年10月1日〜10月7日

プラハでの国際毛髪学会の様子の画像

医師だけでなく、看護師やアドバイザーも含め、7名という比較的大所帯で参加いたしました。植毛に携わる世界のクリニックが、どのような道具を使い、どのような施術方法を採っているのかが発表されました。
この学会では、その場で購入可能なものも多くあります。そのため、オペに関わる看護師やアドバイザーも同行したのです。実際に購入して持ち帰ったサンプルは、使い心地を試したり、会議で検討を行いました。i-direct法の発展にいかせる器具や手法は、常にアンテナを張って探しています。

失った部分へ髪を生やすことが
できるのは、自毛植毛だけです。

自毛植毛は、元気な髪を失った部分に移植するという、非常にシンプルな治療方法です。聞けばあまりの簡単な理屈に拍子抜けしてしまうかもしれません。しかし、その施術の中で、いかに美しく生やすか、1本も無駄にせずに採取して植え込むか、いかに早く施術し患者様の負担を軽くするかを考えると、それはまさに終わりのない追求です。私たちは、植毛のみを提供し、その終わりのない追求に15年の歳月をかけてきました。髪を取り戻したいという患者様の思いに、日々真剣に取り組んでいます。

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